将来的にエンジニアを志望する方の学校選び

将来エンジニアになりたい人は、どのような学校選びが必要なのでしょうか。専門学校や大学に進学して理系の学部で学ぶのが基本ですが、企業によっては学部を問わず(文系学部でも)採用される可能性があります。
とはいえ、文系よりは理系の学部で学んだほうが採用や就職後の勉強で有利になる可能性が高いと考えてよいでしょう。

また、学校を卒業するまでに基本情報技術者試験などに合格しておくと、キャリア形成で無駄になることはないはずです。具体的な学部としては、情報工学や機械工学などになります。キャリアを積んで金融に関するエンジニアを目指す意向があるなら、経済学部で金融面の知識を身につけるのもひとつの選択肢となります。

理系の学校に進学した場合、コンピューターやソフトウェアが動作するしくみを学びます。専門学校よりは大学で学んだほうが学習期間が長いぶん、基礎から応用まで深く学べるといえるでしょう。大学へ進学すれば、大学院への進学や就職前のインターン活動など選択肢が広がります。
エンジニアは活躍する分野が幅広いので、学校ごとに得意としている専門分野をよく調べてから進学先を決めることが大切です。

どのような学校に進学したとしても、卒業の時点ではエンジニアとしては経験不足で、プログラマーからキャリアをスタートすることもめずらしくありません。そのため在学中はもちろん、就職後もスキルアップを忘れないように勉学に励めば、エンジニアとしてのキャリア形成を加速できる傾向にあります。